自然をいたわり、肌にも優しい素材 オーガニックコットン(2)

オーガニックコットンと
一般のコットンの違い

ただし、化学的な処理をせずに製品化されたものには、コットンの自然の風合いがそのまま残っています。
例えばタオルを例にとってみましょう。一般的なタオルの製造工程は、まず染色やプリントをするために、脱脂をして漂白されます。漂白すると繊維が硬くなり、ゴワゴワとした肌触りになるため柔軟剤が使用されます。購入したばかりのタオルの吸水が悪いのは、柔軟剤が施されているためです。洗濯する度に柔軟剤の効果が落ち、ゴワゴワと硬くなるのも、一般的なタオルにはよく起こる現象。

有色綿で作られたバスタオル。天然の優しい色合いに、心も和みます(¥3,675)
これは綿の繊維が“中空”といわれる筒状になっているためです。化学処理されてその中空が埋まってしまっているタオルとは違い、中空がそのまま残っているからなのです。中空構造の繊維だからこその適度な吸湿性と保温性も、オーガニックコットン&化学処理をしていない製品だとその効果がより実感できます。
また、化学的な処理をせずに製品化されたものは、肌にも優しいのが特徴。石油製品によるアトピー性皮膚炎や化学物質過敏症は、いまや深刻な問題になっていますが、厳しい品質基準をクリアし、ノーケミカルで作られた製品は、安心して肌に触れさせることができます。
自然のモノは変化するもの
色の変化も楽しめる余裕を

天然石鹸で脱脂した、無漂白のコットンパフ(100P¥525)

オーガニックコットンで作られたぬいぐるみ型枕『ネムネムごろ太』。中綿ももちろんオーガニックコットンです。(長さ約55cm、¥12,390)

使い捨ての紙ナプキンは、実は深刻なゴミ問題に。何度も洗って使えるオーガニックコットン製のナプキンは、環境にも肌にも優しい製品(3枚セット¥3,780)
化学処理によって人工的に「変わらないモノ」に慣れてしまっているため、時にはこの変化を「不良品」だと勘違いしてしまう人もいますが、これは間違い。自然のものは変化するのが当然なのです。
この変化を綿本来の姿として理解し、楽しめる余裕こそが、LOHASな生活といえるのではないでしょうか。
オーガニックコットンの風合いをできるだけ長く楽しむためには、お手入れにも気を配りたいもの。合成洗剤ではなく、石鹸で優しく洗うと、肌馴染みの良さや風合いが長持ちします。石鹸であれば固形や液体、粉末とタイプはなんでもOK。
タオルやシーツ、ランジェリーなど、毎日素肌に触れるものだからこそ、その品質にはこだわりたいもの。
オーガニックコットンは高品質、健康面への配慮はもちろん、環境にも優しい素材です。賢い消費者として、LOHASな生活を心がける者として、今後おおいに注目すべき自然素材・製品といえるでしょう。
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※商品写真はすべて、(株)パノコトレーディングの商品。
取材協力・写真提供:NPO法人 日本オーガニックコットン流通機構(NOC)
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日常生活の衣食住の中のとくに衣(繊維製品)について、オーガニックコットンを通じて、各分野のメーカーを中心に運営されている機関。10項目のNOCコットン規準を自主的に決めて、エコロジーや安全面に配慮したものづくりを目指し、活動しています。 |
■「暮らしをクリーンにしてくれる自然素材・炭」 ■「ミツバチからの贈り物、蜜ロウ」 |





































