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vol.3 「暮らしをクリーンにしてくれる自然素材・炭」(1)

マイローハス/ロハスドットネット ナチュラルライフ・炭

最近になって、再び注目を集めている素材があります。
それは「炭」です。

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炭が見直された意外なきっかけ

その昔、日本人の生活は、炭ととても深い関わりを持っていました。一説のよると、我が国に現存する最古の炭は、約30万年もの炭とされています。

かつては町の至るところに「炭屋」の姿が見られ、炭は燃料・熱源として重宝されていました。
しかし、昭和30年代あたりから、炭の生産量は急激に減少。石炭や石油、ガスなどの化石燃料が生活燃料の主体となったからです。
そのため、炭焼き業の存続が難しくなり、その数は徐々に減っていきました。

では、一度衰退した炭がなぜ最近になって見直されてきたのでしょうか。
その理由のひとつに、平成7年に起こった阪神大震災での炭の活躍をあげることができます。

被災地には、各地から救援物資が届き、そのなかには全国の製炭地から送られた炭もありました。すべてのライフラインが閉ざされた地のなかで、炭は燃料としてはもちろん、浄水、空気浄化、汚水処理、消臭など、多くの役割を果たしたのです。炭には燃料以外のさまざまな用途に使用できるということが、この時再認識されました。

マイローハス/ロハスドットネット ナチュラルライフ・炭
マイローハス/ロハスドットネット ナチュラルライフ・炭
なぜ、炭はこんなにもさまざまな用途に使用できるのでしょうか。それは、炭の構造に理由があります。炭には、肉眼では確認できない極めて小さな孔が無数に空いています。臭いなどの分子が炭を通過する時、孔がその分子を吸着し、除去してくれるのです。無数の孔が空いているということは、その表面積はとてつもなく広いということ。だからこそ、悪臭の分子をたくさん捕らえることができ、高い脱臭効果を誇るのです。

炭には、湿気を取り除いてくれるという働きもあります。高温多湿な気候である日本では古くより、炭の除湿・調湿効果を利用し、神社や仏閣などの建造物を造る際、建物の下に炭を大量に埋め込んでいました。
現在でも、シロアリ駆除や調湿のために、炭を埋めたり、い草と木炭で作った炭畳を敷くなどの工夫をこらすことがあります。

また残留塩素などの有害物質が気になる水道水を浄化するのにも、この炭が大活躍。炭が有害物質を吸着してくれるからです。まず炭の表面を水で洗い、鍋で10~20分ほど煮沸します。煮沸後、風通しのいい日陰に置き、1~2日ほど乾燥させます。その炭を水道水に入れ1~2日置き、炭だけ取り出すと、おいしい水ができあがります。炭に含まれているミネラル分が溶け出すので、手軽にミネラルウーターを作る事ができるというのも利点。

浄水や炊飯に使用した炭は、上記の工程を繰り返せば、3ヵ月くらい使用できます。



参考文献:『トコトンやさしい炭の本』立本英機監修、炭活用研究会編著/日刊工業新聞社

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銀座紀州備長炭ショップ『掌(たなごころ)』
所在地:東京都中央区銀座1-8-15
TEL:03-3538-6555
営業時間:平日11:00~20:00、土・日・祝日11:00~19:00
定休日:不定休
http://www.tanagokoro.com
備長炭作りに1300年もの歴史を持つ、紀州南部村のウバメガシとアラカシの2種類から作られる備長炭を扱うショップ。オブジェとしての備長炭をはじめ、浄水や置き炭などの用途に使用できる、さまざまなサイズの備長炭を量り売りしています。オリジナルの小物やコスメも、女性に人気。


マイローハス/ロハスドットネット LOHASに暮らす・炭


29 May, 2006 |

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