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山形・米沢~上山 雛の旅 3

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第三章
体の中も外も美しく。
雛の旅の締めくくりには、
ヘルシーフードと温泉ヒーリング。
女性の旅にはやはり欠かせない。

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 紅の色にすっかり魅せられたところで、そろそろお腹もすいてきた。そこで、米沢市内を出て上山に向かう途中の楢下宿に立ち寄ることに。ここは、江戸への参勤交代の大名行列が通った宿場で、楢の木で炭を焼き、生活の糧としていたことからその名がついた場所である。

 お目当ては、その炭焼き仕事の間の酒の肴としてはじまった、こんにゃく料理。
「こんにゃく番所」では、山形の名物「玉こんにゃく」だけでなく、「こんにゃく懐石」を楽しめるという。運ばれてきた料理の数々を眺めてみると、六浄豆腐こんにゃくのお吸物、伊勢海老風こんにゃくのお造り、ふかひれこんにゃく、牛肉とこんにゃくの味噌風味パイ包み焼き…。すべてこんにゃく料理なんて驚きだ。ヘルシーなのに物足りなさもなく、食感があってとてもおいしい。
デザートに出てきた「ラ・フランスみぞれ」は、こんにゃく6割、ラ・フランス4割だけで作るそうだが、「ここは産地なので収穫したラ・フランスの10%くらいは必ずは残っちゃうんですよ。せっかくなのでそれを使ってデザートにしました」と丹野益夫さん。普通のゼリーと違ってみぞれ状のラ・フランスをそのまま混ぜているので、風味と食感が丸ごと閉じ込められている。これは病みつきになりそうだ。
その他にも、さまざまなにアレンジされたお惣菜をつまみ食いしながら、ローハスフード・こんにゃくを満喫。後は温泉につかって、旅で疲れた体をゆっくり休めるだけだ。


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 そうして最後に到着したのが、上山温泉にある温泉旅館「はたごの心 橋本屋」。笑顔の素敵な女将・宇野幸恵さんが出迎えてくれた。
館内には、宇野さんの優しい人柄そのままに、野の花やうさぎの人形がそっと添えられている。「あたたかさを残しておきたいと思って、作れるものは手づくりしています。下手なんですが…」。恥ずかしそうに語る宇野さんだが、そんな心遣いが訪れた人の心を和ませる。また、露天風呂付客室棟「うさぎ野」は一部屋ごとに趣を変え、インテリアは和モダンの女性好みにしつらえてある。ふと目についた部屋は、「紅のはな」。今回の旅に実にふさわしい。
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 チェックインと同時にやって来る客の大半は、部屋でのんびりくつろいで温泉に入り、そして夜になると、米沢牛のしゃぶしゃぶなど地元の食材を使った料理を楽しむそうだ。そしてまた温泉に入り、最後にとっておきの贅沢「温泉ヒーリング」を味わう。温泉でポカポカしたところで受けるアロマオイルのマッサージとあっては、女性は黙っていないだろう。「明日も雛の道を辿って、もう一度お雛様を見て帰ろうかな」。そんなことを考えながらまどろんでいるうちに、いつの間にか深い眠りに。雛の旅の夜はこうして更けていった。

こんにゃく番所
所在地/山形県上山市楢下1233-2
電話/023-674-2351

はたごの心 橋本屋
所在地/山形県上山市葉山4-15
電話/023-672-0295
http://homepage1.nifty.com/hashimotoya/

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「こんにゃく番所」で懐石料理を食べた後は、こんにゃくお惣菜をお土産にするといい。
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旅の帰りにランチに立ち寄って食べたのは、もちろん米沢牛のハンバーグ。
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「はたごの心」では、山形ならではの料理が楽しめる。前菜の中の一品の、地豆豆腐。
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同じく夕食にいただける、山形牛のしゃぶしゃぶ。牛刺しやヒレステーキなどもおいしい。




6 April, 2006 |

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