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vol.1 三菱電機「ノンフロン冷蔵庫」

マイローハス/ロハスドットネット エコカンパニー・三菱電機
家電製品は、快適な生活を送るためのパートナーです。 暮らしに密着するものだから、購入するとき、電気代が節約できて、便利で、おしゃれなデザインがいいな、なんて基準で選択する人も多いでしょう。でもこれからは、「地球にやさしい」ということも要チェックです。


作る段階から、使い終わったあとの処理まで責任を持つ
「ユニ&エコ」の考え

三菱電機株式会社
リビング・デジタルメディア事業本部特命担当部長
大塚研司さん

冷蔵庫、エアコン、洗濯機など、家電製品は、私たちの生活になくてはならないものとなっています。毎日使うものだから、使いやすさ、省エネ、高性能はもちろんのこと、今の時代、“地球にやさしい”という配慮も必須項目のひとつとなっているようです。

「私たちは、『ユニ&エコ』というブランドを立ちあげ、ユニバーサルデザインとエコロジーに重点をおいた、環境にやさしい製品作りに取り組んでいます。“ユニバーサルデザイン”とは、使いやすさを考え、年齢・性別にかかわらず、だれもが楽に安全に使えるデザインの研究に取り組むこと。“エコロジー”は、基本が2つあって、ひとつは省エネ・省資源など環境に配慮した製品作りを目指すこと。そしてもうひとつは、使い終わった製品の100%リサイクルを推進することです。前者は“使って、エコ”、後者は“使い終わっても、エコ”とキャッチフレーズをつけ、分けて考えています」


マイローハス/ロハスドットネット エコカンパニー・三菱電機
6ドア冷蔵庫Gシリーズ448L
冷蔵庫の扉を閉める際、扉と本体の角度が約20度になると、自動的に閉まる「オートクローザー」搭載。かがまずに使える独立製氷室・切替室や野菜室など、使いやすい高さに配置された「ユニバーサルレイアウト」もうれしい。省エネと静音にもこだわり、音はとにかく静かな16dBを実現した。野菜室は光合成を促進するLEDを搭載し、野菜に光を照射することで、ビタミン増量ができる。消費者のビタミン生活を応援し、抗酸化の手助けに。オープン価格。詳細はこちら

三菱電機の「ユニ&エコ」は、「ユニバーサルデザイン」と、「使って、エコ」、「使い終わっても、エコ」の3本柱で構成されています。それが、製品にどのように活用されているのでしょうか。

「当社の『6ドア冷蔵庫Gシリーズ』を例にとって考えてみましょう。まず“ユニバーサルデザイン”の考え方にもとづき、センター開きの扉で初めてのオートクローザーを搭載しました。これは、冷蔵庫が半開き状態になると、自動で扉を閉めるもので、閉め忘れを防止します。“使って、エコ”の取り組みとして、10年前の商品と比べて、電気代は約6分の1、音の大きさは約8分の1に。
“使い終わっても、エコ”の取り組み例は、使用済みの冷蔵庫の野菜ケースを、エアコン室外機のパネルに再利用することです」


使い終わった商品にも責任を持つことが大切

「ユニ&エコ」の中でも、とくに三菱電機が力を入れているのは“使い終わっても、エコ”の部分だそうです。

「使い終わったあとだから、消費者は製品がどうなるか知りません。だからといって、地球に負荷がかかる方法で廃棄したのでは意味がないのです。ですから私たちは、プラスチックなら、熱リサイクルよりマテリアルリサイクルを優先しています。熱リサイクルでは、プラスチックは燃料になり、有効利用できますが、また資源を消費して新しい素材を作ることになります。その点、マテリアルリサイクルなら、プラスチックを粉砕してペレット状にすれば、余計なエネルギーを使わないでプラスチックに戻せるというわけです」
 
しかし、そのような従来のマテリアルリサイクル法では、いろいろな種類のプラスチックが混在しているため素材の品質がダウンして、ハンガーや植木鉢などにしか再生できませんでした。そこで、三菱電機が開発したのが、いろいろな種類が混ざったプラスチック種を、自動選別して再利用する「レベル4」というハイパーサイクル技術。
「私たちはこれによって、自社製品に適用できるほど高品質なプラスチックを再生する技術開発に成功し、年内には量産化します」
この「レベル4」の技術で、すべてのプラスチック再生が実現すれば、家電品100%リサイクルも夢ではありません。

 
環境に対して何をすべきか発信していきたい

「私たちは、家電を家電に戻したい、つまり“自己循環”をしたいのです。これこそ、一番の省資源ではないでしょうか。ですから、商品開発の段階で、10年後にリサイクルするときのことを考え、解体しやすい設計をすることから始めています。『ユニ&エコ』を通して、環境に対して何をすべきかということを発信していくことが大切なんです。人と地球にやさしい製品を開発するところから、使い終わるまでに責任を持つのが私たちの使命ですから」

企業努力と、私たち消費者の意識が合致してこそ、最大の環境保全パワーを生み出すはず。
私たちも、どれを使えば、自分や地球にどれだけ得になるかを考えながら、商品を選ぶ目を持ち、その商品を使いながら地球環境について考えることが必要なのです。



三菱電機 HP http://www.mitsubishielectric.co.jp/



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17 February, 2006 |

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