最近、ひそかに人気が高まってきているフラワーエッセンス。その小さなボトルの中には、植物たちが持つエネルギーが溢れています。普段なかなか自然に触れる機会も少なくなった都会生活ではエッセンスの形で自然の恵みに触れてみるのもいいものです。ストレスで乱れた気持ちが穏やかに整ってくるのを実感してみてはいかがでしょう。
フラワーエッセンスとは?
フラワーエッセンスは、植物の持つエネルギーを水に転写したもので、フラワーレメディとも呼ばれています。イギリスのドクター、エドワード・バッチ博士が発見し、1930年代に自然療法の一つとしては確立させたのがはじまりです。
バッチ博士が探求していたのは、『人はなぜ病気になるのか?』ということでした。そして、研究を続けるうちに、恐怖や怒り悲しみなどによって気持ちのバランスが崩れてしまうことが様々な病気の発生や体の不調と関係しているという結論にたどり着いたのです。そこで、博士は病因として一般的だったウイルスや細菌以外のメンタリティーの分野からアプローチする体に優しい治療法を目指したのでした。そうして誕生したのが、フラワーエッセンスです。以来、世界中で愛用されています。日本では'80年代半ばから扱われるようになり、ここ数年で健康志向の人たちの間で急激に関心が高まってきています。
花の生命エネルギーが心の疲れや乱れを癒す
フラワーエッセンスは、その花が咲いている自然の中で作られます。クリスタルのボウルを汲みたての湧き水で満たし、手で触れないようにして摘み取った花をたっぷり浮かべ、そのまま太陽の下に数時間置いておきます。こうして出来上がった液体には、花の生命エネルギーがしっかりと取り込まれるのです。その製造過程で、自然のエネルギー以外の成分が抽出されることはありません。そのため、体質や体調に関係なく、誰でも安心して用いることができるだけでなく、直接肌につけたり、飲用することも可能です。
また、自然療法の仲間であるホメオパシーが、植物や鉱物、動物由来の体に影響を及ぼす成分を超微量だけ体内に取り入れて症状を和らげていく同種療法であるのに対し、フラワーエッセンスは、花からもらったポジティブなパワーで癒していくというもの。心身を取り巻くエネルギーのバランスを取り戻す、心にも体にも優しい療法です。
フラワーエッセンスは、直接体に作用するものではありません。そのため、効果をすぐに実感することは難しいかもしれません。でも、確実にストレスとなるネガティブな感情には働きかけてくれます。もしすぐに変化が感じられなくても、2週間くらいは使い続けてみてください。きっと、嫌な気持ちや思い込みから解放された、幸せな自分と出会えるはずです。
<Point>
フラワーエッセンスの使用法として、もっとも手軽なのが服用です。初心者の場合は、水やドリンク類などに1回2〜4滴を加えて飲むのがおすすめ。ハーブティなどに加えるとより効果的です。また、水がないときや慣れてきたら舌の上に直接2〜4滴ほど落として、数秒間そこにとどめた後、飲み込むという方法も。どちらも1日3〜4回程度の服用を。さらに、数種のフラワーエッセンスをブレンドする場合は最大6種までにして、各2滴ずつ加えるようにしましょう。
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スミス・マキコさん
山梨県出身。IFPA認定のアロマセラピスト。フェリス女学院大学英文科卒業。1992年英国人との結婚を機に渡英。イギリスでフラワーエッセンスと出会い、資格を取得。1997年に帰国し、翌年からニールズヤードレメディーズに勤務。その語学力と、アロマセラピーやフラワーエッセンスなどの知識を活かし、同社にてセミナーなどでの指導も開始。現在に至る。
『Dr.バッチのヒーリングハーブス』(BABジャパン)は、スミスさんが翻訳を手がけたフラワーエッセンスのガイド本。¥2,940