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良い扇子の選び方まず、閉じた状態の扇子を正面から見ます。この時、全体的に左右対称であることと、扇子の先端部分が平らであること、そして真上から見た時に扇の紙を折ったところが平らであることが、良い扇子の条件です。
これらが整っていることが、職人の熟練された技がいかされている証です。
次に、扇子を広げて骨をチェック。扇面の天(上部)より約1センチまで骨が入っているものを選びましょう。これよりも骨が長過ぎると扇面の紙が破けやすくなり、短すぎると扇子が壊れやすく弾力もなくなるため、快適に仰ぐことができにくくなります。
 このような骨の長さがベスト |
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また持ち手部分の要が、きつすぎるものや緩すぎるものも、仕立てがよくない証拠。扇子を広げた時に、ひっかかりのない滑らかな感触のものを選びましょう。
扇子を購入した時、先端部分に帯のような和紙が巻かれていますが、これは“せめ”といわれるもので、扇子の形を整える役目を果たしています。未使用時はこのせめを扇子にはめておくと、扇子の骨である竹の変形を防いでくれます。つい捨ててしまいがちですが、扇子をいつまでも美しい状態で使用するための大事な要素なので、きちんと保管してください。
扇子はうちわと違い、扇面の紙を張り替えたり要を閉め直すなどのメンテナンスをすることで長く使える道具。購入の際は上記の点をチェックして、一生付き合える、仕立ての良い扇子を選びたいものです。
扇子の美しい所作舞踊などでは、バッと音を立てて一気に広げることがありますが、普段使いでは出来るだけ音を立てずに広げることが、品の良い所作とされています。
音を立てずに、しかも優雅な動きで扇子を広げるには、まず“親骨”と言われる扇子の側面を上に向け、利き手の親指を要の近くに添えます。もう片方の手を利き手のやや上に添え、その親指を内側に押すようにすると、根元から扇が広がり始めます。ある程度開いたら両サイドの親骨を両手で持ち直し、静かにすべての扇面を広げましょう。
上記の方法で広げると、指が扇面に触れないため、扇子の“顔”ともいえるこの部分が、汚れず丈夫に長持ちするという利点もあります。
1 利き手の親指を要近くに添え、もう片方の手をそのやや上に添えます。
2 上に添えた親指を内側に軽く押すようにして、根元から扇面を徐々に広げていきます。
3 扇面が少し開いたら、両手で広げます。
4 胸元より低い位置から音を立てずに静かに仰ぎましょう。
 伊場仙(いばせん)小舟町本店 所在地:東京都中央区日本橋小舟町4-1 TEL:03-3664-9261 営業時間:10:00?18:00 定休日:土曜、日曜、祝日 http://www.ibasen.com/ 創業は天保18年という、400年もの歴史を持つ『伊場仙』は、浮世絵の版元として誕生しました。現在は、団扇や扇子、和道具などの和雑貨を扱っています。 |