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川岸里香子さん
産婦人科医・医学博士、Bbラボラトリーズ 社長。平成9(1997)年北海道大学医学部卒業後、大阪大学医学部産婦人科教室入局。市立貝塚病院産婦人科勤務を経て、大阪大学医学部大学院入学。産婦人科内分泌学専攻。思春期、更年期、不妊症などの研究、治療に携わり、受精卵の発育に関する論文にて博士号を取得し、総医研クリニック副院長就任。平成18(2006)年Bbラボラトリーズ社長に就任し、産婦人科医の観点から精力的に商品開発に励む。

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2008年03月24日

鬱病で通院しています。



10年、鬱病で通院しています。新学期から中3になる長男のPTAの役員をします。不安でしかたありません。
不眠、食欲不振、イライラ、やる気がでない…etc。
主人が自営業で仕事を一緒にしていますが、この時期から本当に一番辛いです。
病院も4軒変わりました。また、病院を変えようか迷っています。
薬は随分減ったのですが、この病気が治るのかそれを考えるとますます不安がつのります。
何かアドバイスお願いします。

(坊のままちゃんさん・49歳・女性)


うつ病は決して珍しいものではありません。女性は男性よりもなりやすく、10-25%の方が一生涯のうちで1度はうつ病になると言われています。こんなに、よくある病気ですが、誰もが経験する気分の落ち込みと、病気との境目がわかりにくいので、病気と自覚できず、治療が遅れてしまうこともあります。
坊のままちゃんさんは既にうつ病と診断を受けておられるんですね。うつ病を治すために大事なのは、「頑張らない」ことです。落ち込んだり、やる気がでないといったうつの症状は、周囲の人からは「病気ではなく気持ちの問題。」と思われ、理解が得られないことが多いかもしれません。でも、そこで、「頑張って何とかしよう」なんて思っちゃいけません。頑張ってはいけない病気なんですから。
坊のままちゃんさんのように、ご主人が自営業で仕事を一緒にしておられるといった場合はオンオフの区別がつきにくく、休養が十分にとれないことが多いのではないでしょうか。こういった方は特に症状が長引きがちと言われています。さらに、PTAの役員もされるとのことですが、かなりストレスの多い役割なのではないでしょうか。そういう状態をずるずる続けていると症状が長引くばかりだと思います。
うつ病はしっかりと治療すれば完全に治る病気です。難しいとは思いますが、一度、全てを放り出してしまって、治療に専念してください。例えば、ご主人の仕事を手伝うアルバイトを雇うとかPTAの役員については「自分は病気」宣言をして一時的にでも代理を立ててもらうとか。とにかく頑張らないで、一度、キレてみてください。
また、治療は信頼できる先生のところで受けられるのがいいと思います。ただ、あまり病院を転々とされると、治療が中途半端になってしまう恐れもあります。これまでの4軒の病院の先生の治療は全て納得できませんでしたか?それぞれの病院の方針をもう一度振り返って、一番、納得できたところに再診されてはいかがでしょうか。

24 3, 2008 | vol.3 新生活の悩み・不安を打ち明けよう |

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