ピルのメリットとデメリットは何ですか。
今後の妊娠を予定していない(現在小、中学生の子どもが2人います)ためと、生理不順だったため、低用量ピルを20代後半から飲んでいましたが、ここ数年の健康診断で肝機能の数値が高いため、昨年ピルをやめました。
やめて1年になりますが、また生理不順になりました。ピルを飲んでいた方が、妊娠の可能性も低くなることもあり、また、定期的に生理がくるので、生活をしていく上で助かります。
年齢的に早ければ更年期に入りそうなのですが、これからまた、ピルを再開するとデメリットとメリットはあるのでしょうか?
(まーぶるさん・39歳)
低用量ピルはもともと避妊のために作られたものなので、病気の治療のために作られた薬に比べると、比較的副作用は少ないです。肝機能の数値が高かったとのことですが、やめてからの変動はいかがでしょうか。数値が正常域にあるのであれば、再開していただいても結構だと思います。ただ、主治医の先生に、定期的に血液検査をしてもらってください。また、低用量ピルにもいろいろ種類があるので、再開されるときは違うものに変えることも相談してみてください。肝機能への影響がなくなるかもしれません。
私自身もピルはかなり気に入っています。まーぶるさんのおっしゃるように、生理が規則正しく来ますし、裏技を使うと生理の時期をずらせたりもします。また、生理の量が減り、生理痛が楽になるなども多くの方が自覚されると思いますし、生理前のイライラやにきびなど、生理に伴う様々なトラブルにも効果があるのです。実感しにくいですが、卵巣癌や子宮体癌、大腸癌などの悪性腫瘍や骨粗鬆症の発生率も減らすことがわかってきています。毎日1錠飲まなければなりませんが、効果を実感できるので、怠け者の私でさえ続けることができました。こんなにいい薬が、日本での承認までに10年近くかかっているんです。余談ですが、男性が使用するバイアグラは数ヶ月しかかかってません!副作用はバイアグラの方が怖いと思うんですが・・・まだまだ女性軽視の社会なのかもしれません。
ただ、いいことばかりではありません。不正出血や胃のむかつき、嘔吐、下痢などが起こることがあります。たいていは飲み続けるとおさまりますし、ダメなときはピルの種類を変えることで抑えることが出来ることもあります。ごくまれですが、血栓症・・・簡単にいうと体のどこかの血管が血の塊でつまる病気になることがあります。35歳以上で15本以上タバコを吸う人はもともと血栓症になりやすいので、ピルは禁止です。子宮頚癌や乳癌の発生率もあげると言われていますが、確率的にはわずかな違いです。
ご年齢的には40-50歳の間に、主治医の先生と相談されながら、中止されるか、ホルモン補充療法へと移行されると良いかと思います。












































