イラストレーター、切り絵作家であり、アクセサリーなど3次元のプロダクトデザインも手掛ける山本祐布子さん。そのインスタグラムにアップされる生き生きとしたお子さんのイラストのかわいさに目を奪われました。

小さな子どもを持つ親なら必ず話題にあがるのが「学び」のはじめ方。何歳から何をはじめるか、読み書きをどうやって教えるか? 正解がないからこそ、気になってしまうもの。

何かヒントが知りたくて、この人のクリエイティブな子育てが見てみたい! 山本さんのお宅を訪ね、お話を伺ってきました。

お気に入りは、お母さん手作りの「塗り絵」

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通されたリビングには、ご主人手作りの家具やランプが並び、大きな庭から明るい光が差し込んでいます。床いっぱいに広げられた画用紙には、かわいい絵がたくさん。長女の美糸ちゃん(6歳)と次女の紗也ちゃん(3歳)が、色鉛筆でお絵かきに熱中していました。

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小さいころから山本さんの作品や、色とりどりの画材に囲まれて育ったお子さん達は、お絵かきが大好きなのだそう。美糸ちゃんと紗也ちゃんのスペシャルな遊びは、お母さん手作りの「塗り絵」。この日も「ドングリを拾うウサギさん」という紗也ちゃんの希望に合わせて、山本さんが絵を描いてあげていました。

「いつもオーダーがすごく細かいんですよ(笑)。森の中に車があって、運転手はわたし、助手席にはお友達のエミちゃん......って感じで。とにかく紙に対する熱意がすごくて。ふたりで勝手に絵を描いて、それを切って、組み立てて。画材を広げておくと、いつまででもずっとなにかを作っています」

ふたりの想像力の豊かさをうかがわせるエピソード。次になにを思いつくか、なにを発見するか予測がつかない子どもたちに、制作の面でも刺激をもらっている――と話します。

「きっかけ」が子どもを育てる

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作品制作は早朝4時半からの数時間で行い、お子さんが起きている間はなるべく仕事をしないようにしているという山本さん。

「それでも日中は忙しくて、子ども達と『ゆっくり、じっくり、いつまでも』一緒にいる、というわけにはいきません。そのぶん、私が小さな『きっかけ』を作ってあげて、そこから子どもたちが遊んだり、学んだりできるように......ということは意識しています」

最近は、幼稚園のお友達のママに頼まれて「お絵かき会」を始めたという山本さん。いろんな形に切った紙に絵を描いたり、カードに書かれた文字を組み合わせて絵を描いたり。

「絵を描くことに慣れていないと、なにを描いたらいいかわからない、という子もよくいます。でも、テーマという形で『きっかけ』を作ってあげると、急に火を噴いたように描き出して、すごく面白がってくれたりするんです

知らず知らず、絵を通して様々な「学びのきっかけ」を作り出していた山本さん。そんな山本さんと、3歳の紗也ちゃんに、ある学習教材を体験してもらいました。

「花丸」が自信をくれる

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紗也ちゃんがチャレンジしたのは、Z会の幼児(年少)にむけた通信教育のおためし教材楽しみながら、もじ・ことば・かずに触れ、学習への興味を育んでくれます

「今まで、こういった学習教材を与えたことはありませんでした。でもやらせてみたら、意外に好きみたいなんです。絵と同じで、課題があってそれをやる......というのが面白いみたいで。ちょっと驚きました」

紗也ちゃんが広げているのは、かわいい犬と飼い主が描かれたページ。

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「犬が逃げないように、線でつないでね、だって。紗也ちゃん、やってみようか」

まずは指で点線をたどってから、お気に入りのピンクの色鉛筆でなぞっていく紗也ちゃん。日ごろのお絵かきの成果か、自信をもってぐいぐいと線を引いています。

「できたね! じゃあ、花丸ね」

ページの「花丸」コーナーに、赤い色鉛筆で大きな花丸を描いてあげる山本さん。それを見ている紗也ちゃんのうれしそうなこと!

様々な観点から思考力を養うことができるZ会の「考える力ワーク」。

「自分の力でできた」「自分でできると楽しい」「楽しいからどんどんできる」――。

そんな体験を繰り返すことで、子どもは自分に「自信」をもてるようになります。この「自信」が、初めてのことに向き合い、それを乗り越えようとする大きな力になってくれるのです。

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続いて、イラストの「部屋にあるいろいろなもの」の名前を言っていくページへ。テレビ、電話、時計、カレンダー、リモコン......。次々と名前を挙げていく紗也ちゃんに、「こんなのも知ってたの?」と山本さんもびっくり顔です。

全部言い終わると、「花丸は?」と催促する紗也ちゃん。山本さんが書いてあげると、「ありがとう!」と大きな声でごあいさつ。楽しそうな様子に、美糸ちゃんも興味津々でのぞきにきました。

「すごい。花丸をもらうと嬉しいっていうのは、DNAに組み込まれているのかな(笑)。初めてなんですよ、私、花丸なんて書いてあげたの!」

「学び」を通してどんどん新しい顔を見せてくれる紗也ちゃんに、山本さんも笑顔がこぼれます。

想像力も創造力も、遊びから

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「子どもって本当に、なんでも遊びの道具にしてしまう。大人にはそれを予測することはできないから、いろんな『きっかけ』は作ってあげたい。想像力も創造力も、そこから生まれるような気がします」

自然豊かな場所で遊ばせてもらったり、お母さんが自分だけのために絵を描いてくれたり。同様に、ひらがなや数字など、そろそろ初めの一歩を――と思っても、興味がなければ取り組みたがらないのが幼児期の子どもです。

Z会幼児コース(年少)では、楽しさと学びの要素を両立させることで、子どもの「あと伸び力」を育てていきます。幼児期に出合わせたい課題を整理し、「ことば」「数・形・論理」「自然・環境」「生活・自立」「表現・身体活動」の5つの領域を設定。親子の対話を引き出しながら、遊ぶように無理なく進められる学習で、楽しみながら挑戦するちからを身につけることができるのです。

Z会の教材は、申し込み前におためし教材で内容をチェックすることができます。いまなら資料を請求すると、ひらがなわくわくシート」のプレゼントも。隠れている生き物を想像しながら、おうちの窓をめくって遊ぶ楽しい教材で、ひらがなへの興味を引き出してくれます。

「できた!」という自信を親子で共有できる学習教材も、親が子どもにプレゼントできる「きっかけ」のひとつ。きっと子どもの新しい世界をひらく力になってくれるはずです。


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Z会

山本祐布子さん/イラストレーター

1977年東京生まれ。京都精華大学テキスタイルデザイン科卒業。切り絵、水彩画、ドローイング等の技法を用いて、日々の美しいもの、自然、模様などを考案、制作。来春にはこぐま社より、絵本を出版予定。

写真/内山めぐみ 文/田邉愛理