実家の母と電話していたら、ふとした流れで、むかし家族で行った広島旅行の話に。わたしももう30代。当時の母の年齢に近づいているんだなあ、と考えたらなんだか感慨深くて、思わず「今度、ふたりでまた広島に行く?」なんて誘ってしまった。

それが今回、母と旅行に行くことになったきっかけ。

久しぶりに会う母と、広島駅で待ち合わせ

わたしは東京から、母は地元から。それぞれ向かい、待ち合わせは広島駅。移動で疲れているかと思ったら、母は「これからの季節は牡蠣よね」なんて、いつになくはしゃいでいる。まずはホテルに荷物を置いて、街に出よう。

161205_mitsui_01.jpgホテルはわたしが選んだ『三井ガーデンホテル広島』。広島の中心、平和大通り沿いにあって、原爆ドームのある平和記念公園へも徒歩10分と便利だし、なんといっても4月にリニューアルしたばかりだったから。

広島ならではの空間や料理にこだわっているとのことで、特産品「牡蠣」をモチーフにした客室なんてのもあるらしい。

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一見シックなルームデザインだけど、よく見ると壁のマーブル模様は「牡蠣の殻」! レセプションの人に親切に迎えられて、母も「いいホテルね」と安心したみたい。

スイーツに世界遺産。広島の魅力を満喫

まずは川沿いの人気ケーキ屋さんへ

街を歩くと、川が見えてくる。そういえば、広島は7つの川が流れる、三角州にできた街なんだそう。川沿いに建つ、広島で人気のケーキ屋さん「ムッシムパネン」でひと休み。

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さんざん迷って、「モンブラン」、色がきれいな「ラズベリーピスタチオ」、一番人気のバニラムースの「ヴァニーユ」の3つをシェアすることに。

店名は、インドネシア語で「収穫期」と言う意味。自然の恵みに感謝して、旬のものを旬のうちにいただく、というのがテーマだそうで、モンブランの栗や季節限定のイチヂクは広島産のもの。

素材の味がしっかり。洋酒が効いてて、本当においしかった!

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MUSIMPANEN (ムッシムパネン)
住所:広島県広島市中区銀山町1-16
電話:082-246-0399
営業時間:10:00~20:00
定休日:火曜日

原爆ドームを訪れ、家族のことを想う

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2度目の原爆ドームは、子どもの頃に見たのと、また違う感じ。東京にいると忘れているけど、広島の人は、いつもこんなに原爆の記憶を身近に感じているんだな。

今、隣にいる母や離れて暮らす家族のことも、もっと考えなきゃいけないよな......なんて、あれこれ考えながら広島記念公園を散歩。母と公園を散歩するなんて、それこそ何年ぶりだろう。

広島といえば、お好み焼き!

もちろん、楽しみにしていたお好み焼きも食べなくちゃ。今回は、ホテルから歩いて行けて、広島版ミシュランにも載っていた「電光石火」へ。こてをすばやく動かし、空気を入れながら焼くのが特徴だそうで、目の前の鉄板で手際よく作られていく様子に母も感心。

161109_mitsui_07.jpgお好み焼きのことや、靴箱に書いてあった広島弁について、鉄板の向こうのお店の人に聞いてみた。広島の人って、ちょっとシャイな感じがして、でも話すと温かくって、地元愛も強いみたい。なんだか、癒されます。

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完成したお好み焼きはオムライスみたいにふんわりしていてかわいい。

電光石火 東千田店(でんこうせっか ひがしせんだてん)
住所:広島市中区東千田町1-1-108 アーバス東千田 1F
電話:082-236-8038
営業時間:11:00〜23:00(L.O 22:30)
定休日:無休

地産地消の朝食に感激。ホテルでも広島の旬を堪能

161109_mitsui_01.jpgたくさん歩いて、ようやくホテルへ。わたしたちの部屋は、瀬戸内の海をイメージしたという、蒼が爽やかなツインルーム。明るい木の質感もナチュラルで、母も部屋に入ったとたん「あら、素敵」と声にしていた。

161109_mitsui_09.jpgわたしが気に入ったのは、広島の街を見渡す窓辺に、ゆったりとしたソファがあること。向かい合ってソファに座り、今回の旅のこと、仕事のこと、家族のこと。テレビもつけないで、母とふたり、ゆっくり話して、笑いあった。

朝ごはんにローカルグルメを味わう

じつは『三井ガーデンホテル広島』を選んだ大きな理由のひとつが朝食。「楽しみになる朝食」をコンセプトにしていて、いろんな広島グルメが味わえるそう。

161109_mitsui_14.jpg最上階25階のレストランに入って、まず驚いたのはその絶景! 街や山々、そして反対側に広がる海と島々の風景が、一度に見渡せるのは広島市内のホテルでもここだけとのこと。

景色に満足したら、いよいよ広島で採れた新鮮な野菜や、瀬戸内海の海の幸をたっぷり使った50種類以上のビュッフェへ。

161124_brealfast.jpg特に気になっていたのが、広島風ひつまぶし「広島まぶし」!全国の三井ガーデンホテルズで行われた「楽しみになる朝食」料理コンテスト2015で優勝したホテルのオリジナルメニュー。 江波巻きという、広島菜の巻きずしからインスピレーションを得たそうで、テーマは「広島づくし」。

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特産の穴子を主役に、広島産コシヒカリや、呉の特産のちりめんじゃこなどをトッピング。これを、そのまま食べたり、海苔で巻いたり、広島県が国産シェアNo.1を誇るレモン風味の出汁とわさびでお茶漬けにしたり。この出汁が味わい深くて、朝の体を芯からあたためてくれた。

この他にも、広島郷土料理コーナーに「広島菜入りさつま揚げ」や、「広島カープかまぼこ」、「広島県産小いわしの唐揚げ」、「瀬戸内海産タコ餃子」など。魅力的なものが並んでいて、朝から目移りしちゃう。

ホテルの朝食ビュッフェって、こんなに楽しいものだっけ!? 広島グルメを少しずつたくさん食べられて、母もわたしも大満足。

神の住む島、宮島で旬の焼き牡蠣を味わう

そしてこの日は、じっくり訪ねてみたかった宮島へ。ホテルの人に「宮島を外から見ると、寝ている観音様の横顔に見えるので、ぜひご覧になってください」と聞いて、ますます楽しみに。

161110_mitsui_01.jpg昔は人が住むことが許されなかったという神の島は、今は外国人旅行者も数多く訪れる広島随一の観光地に。散策しながら、焼き牡蠣を買ってアツアツをその場で食べたり、もみじまんじゅうの工房を見学したり。

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島神社はとても絵になる美しさで「海の上に神社や鳥居を建てるなんて、すごい発想だな」とあらためて感動。岸から鳥居を眺めて、母も感慨深げでした。

これからも母娘で旅に出よう

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おみやげに、ホテルから歩いてすぐの「長崎堂」の広島銘菓、バターケーキを。無添加で安心だし、きめ細やかで上品な味。いつも午前中で売り切れるほどの人気だとか。

旅行の最後。「こうやって定期的に一緒に旅行するのもいいかもね」と笑う母に、忙しさを理由に家族との連絡を後回しにしていたわたしは、なぜだか胸がぎゅっと締め付けられるようだった。そんな気持ちを描いたような動画がありました。

そういえば、三井ガーデンホテルズは広島だけじゃなくて日本各地にあるんだっけ。眠り心地もよかったし、各地でこだわりの朝食を出し、環境に配慮した運営をしているとのこと。旅先をホテルで選んでみるのも、ありかも

しかも「三井ガーデンホテル銀座プレミア」「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京」には「お母さんありがとうプラン」なんて特別な宿泊プランが。

今度は母を東京に招待して、わたしの好きな街をみせてあげよう。

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[三井ガーデンホテル広島,楽しみになる朝食]

撮影/中野章子 取材・文/中島理恵

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