「Rの付く月がおいしい」と言われる、今が旬の牡蠣。プルンとした乳白色の姿、口に広がるクリーミーで濃厚な旨味……私は生牡蠣をキンキンに冷やした白ワインと合わせて食べるのが大好き。サニーヘルス株式会社のレポートによると、おいしいだけじゃなく、実はダイエットや美容にも最適なのだそうです。

まるで完全食。バランスの良い牡蠣の栄養素

牡蠣はとても栄養価が高く高タンパク低脂肪ビタミンミネラルなど多くの栄養素を多く含んでいるため、「海のミルク」と呼ばれるのは聞いたことがあるかもしれません。なかでも特筆すべき栄養素は、亜鉛グリコーゲンタウリンです。

亜鉛細胞の新陳代謝を促進し、皮膚や髪に潤いを与え免疫力をアップ。亜鉛は魚介類全般に多く含まれますが、牡蠣は群を抜いて多く、成人女性なら牡蠣1個で一日の必要量を満たすことができます。

グリコーゲン肝臓の機能を高めたり、筋肉や脳の働きを活発にします。即効性の疲労回復や、血糖値を一定に保つ作用、集中力を高める作用などがあります。

牡蠣は吸収の良いヘム鉄を多く含んでいます。鉄分が貧血からくる動悸、息切れ、だるさに効果的なのはよく知られていますが、体温を維持する保温効果もあるので冷え症にも効果的。

タウリン栄養ドリンクでよく知られているタウリンはアミノ酸の一種で、疲労感の原因となる乳酸の増加を防ぐほか、脂肪肝の予防をしたり、コレステロールの上昇を抑えるなど、さまざまな効果があります。

牡蠣を使ったアレンジ料理

牡蠣といえばフライや鍋料理が一般的ですが、他にもチャレンジしたくなるおいしそうな食べ方がいっぱいあるようです。

@kohphiphi_kosugiが投稿した写真 – 2016 11月 13 8:53午後 PST

牡蠣とレンコンの黒胡椒炒め。ピリ辛で温まりそう。

いくらさん(@ikura0914)が投稿した写真 – 2016 11月 13 8:45午後 PST

日本酒と発酵バターで蒸した牡蠣のアクアパッツァ。旨味が溶け出したスープも絶品。

牡蠣のリゾット。チーズやキノコとも相性抜群。

よく牡蠣にレモン汁をかけて食べますが、ビタミンCは鉄や亜鉛の吸収を良くするので、理に適った食べ方なのだとか。いろんなアレンジを楽しみながら、旬のおいしい牡蠣を食べて、栄養素をしっかり吸収したいと思います。

microdiet.net

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