口にするもの、肌につけるもの、身にまとう物。私たちのまわりにある「オーガニック」なアイテム。使うことで得られる心地よさや、材料・製法へのこだわりなど、オーガニックを選ぶ理由は人それぞれ。

最近、素敵な女性たちがなぜこんなにもオーガニックを取り入れて暮らしているのか。何にそんなに惹きつけられるのか、理由を知りたくなりました。

原体験は、土のにおい、祖父母が育てた野菜の味

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今回お話をうかがったのは、フードディレクターとして活躍する川上ミホさん。メディアなどで提案する料理やスタイリングのセンスのよさが、女性たちに支持されています。川上さんは、生まれながらにして「オーガニック」な環境が身近にありました。

「祖父母が農業をしていたので、私が"おままごと"で使うのは本物の野菜。畑から引っこ抜いてきては、切ったり焼いたりしていました。家族用に完全無農薬でつくられた野菜を食べていましたから、東京でひとり暮らしを始めたときは、スーパーで売っている野菜に香りも味もあまり感じられなくて驚きました」

大切に作られた野菜を選ぶと、味がしっかりあるので調理は簡単だし、調味料は少なくて済む。時間も手間もかからないといいことだらけ。昔は華やかな料理も作っていたそうですが、最近はどんどんシンプルになってきたそう。

自分が心地よく、心穏やかにあるために選ぶもの

20161116_koala3.jpgスキンケアもオーガニックのものを使っている川上さん。20代は機能的なコスメを使っていましたが、30代で肩のチカラが抜けたころ、自然とオーガニックコスメを手にとっていたそう。

自分が気持ちいいものを判断基準に暮らしたいと思っているんです。そうすれば、無理がないし、"私はこれが好きだからやっている"という自信にもつながります。自分にやさしいことをすると、心に作用して、人にもやさしくなれるような気がします」

コスメにしろ、食べ物にしろ、川上さんがオーガニックに惹かれる理由は「人の手がかかっている」ということ

「オーガニックで野菜を育てるためには、こまめに畑を見なければいけないし、世話もしてあげなくちゃいけない。オーガニックのものには、人の手、人の愛情がかけられています。私はそういうものを食べたいし、大切な人にもそういうものを食べさせたい。そういうことかな、私がオーガニックを好きな理由って」

私の丁寧な暮らしとは、「嘘をつかないこと」

20161116_koala4.jpg川上さんが、ひのきちゃんを出産したのは2016年1月。子どもが生まれて、オーガニックへの意識も変わったのだとか。

「それまでは自分の心地よさが最優先でしたが、子どもが生まれてからは、オーガニックは未来を残すための選択のひとつなのかなと思うようになりました。きれいな水があって、豊かな土があって、やさしい人がよいものをつくる。この子が大きくなったとき、そんな環境で暮らしていてほしいなと」

ひのきちゃんのために「丁寧に暮らす」ということをあらためて考えたと言います。川上さんにとって丁寧な暮らしとは、自分に嘘をつかないこと。未来を残す暮らしのこと。

何をしたいか、何を選ぶか、人との会話やさまざまなことに、ひとつずつきちんと向き合う。それが私が思う"嘘をつかない"暮らし。忙しくてもちょっと立ち止まり、自分の気持ちをないがしろにせずに考える。すべてにおいては難しいかもしれないけど、一番大切なことだけでもできたらと思っています。たとえば、私だったら食べること、娘には食べることと触れるものだけは、そうしたいなと思ってるんです」

自分に嘘をつかない暮らし方。何かひとつ、少しずつでも心がけてみたくなりました。

子どもと自分の、心地よい時間をつなぐアイテム

20161129_shiseido_koala_mylohas5.jpgコアラベビー ベビーバリアクリーム(75ml)3,500円(税抜)

「もっとも心が落ち着く時間はひのきちゃんとのスキンシップの時間」という川上さん。クリームをつけてほっぺたをクルクルしていると、娘さんと仲良くなれるような気がするのだとか。ベビー用のクリームもオーガニックのものをセレクト。最近のお気に入りは、さりげないハーブの香りが心地よい「コアラベビー ベビーバリアクリーム」です。

コアラベビー」は、ママと子どものためのオーストラリア発オーガニックコスメブランド。肌や健康によいというだけではなく、次世代の地球環境をつくり、私たちの子どもやその子どもが安心して暮らせる環境を守ってあげたいという考えのもと、オーガニック製品をつくりつづけています。商品に有害な成分を使用せず、栽培、収穫、加工までの工程や、商品をつくる設備に至るまでがすべてオーガニック認証を得るほどのこだわりを持っています。

このベビーバリアクリームは100%植物由来、うち99%がオーガニック成分で、デリケートな生後3ヶ月のベビーから妊娠中や出産後のママまで安心して使えます。

「気に入っている理由はテクスチャーのよさ。軽すぎるとすぐ乾いてしまうし、ベタベタだと気になるようで自分でさわって肌を傷つけてしまう。これはするっとなじんで、うるおいをキープしてくれます」

ひのきちゃんに触れる手もやさしくありたいから、川上さんも愛用中。今では、もともと肌が弱いご主人も使っているそうです。

「子育ては思い通りにいかないし忙しいし、"イライラしたりしないの?"とよく聞かれるんですが、不思議とイライラしないんです。子どもがかわいいこともありますが、この丁寧な暮らしが身についてきたのかな。私のいまの暮らしに"オーガニック"は欠かせません。私の心地よさを叶えてくれて、自分らしくいさせてくれるもの。オーガニックなもののよさを、子どもにも伝えていきたいですね」


20161129_shiseido_koala_mylohas6.jpg川上 ミホさん

フードディレクター。国内外のレストランで経験を重ね、独立。イタリアンと和食をベースにしたシンプルながらストーリーのあるレシピとスタイリングが人気に。メディアで活躍するほか、2014年にはプライベート・レストランをオープンするなど、幅広く活躍。JSA認定ソムリエ、AISO認定オリーブオイルソムリエ、オーガニック・コンシェルジュ。

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撮影/中山実華 取材・文/大森りえ 写真提供/川上ミホさんInstagram