見慣れた売り場に見慣れないフルーツを目にしたのは、先週のこと。ちょうどミニトマトサイズの茶色がかった薄緑の実は、大粒の葡萄にも見えます。
小さくて甘いベビーキウイ「ネルジ」
パッケージに書かれたフランスの商品名は「ネルジ(Nergi)」。調べてみると、キウイベリーとか、ベビーキウイとも呼ばれる果物。古くからアジアにあったサルナシ(Actinidia Arguta)の実だそうです。ネルジのサイト説明によれば、1990年代にニュージーランドの植物学者グループが、サルナシの野生種を掛け合わせ、栽培可能な品種改良に成功したのだとか。
呼び名通り、切れば断面はキウイそのもの。ただし、皮は薄く毛も生えていないので、剥かずにそのまま食べられます。味は、キウイに似ていますが、酸味が少なく、一言で言えば「甘めのキウイ」でしょうか。水洗いすれば、そのままおやつになりますが、簡単な工夫でキュートなアペリティフのおともにも。
ミニトマトとモッツァレラ、バジルの葉と合わせて、イタリアンなおつまみに
若い山羊チーズにクルミと蜂蜜でしょうか? 美味しそうです
シリアルやヨーグルトに加えれば、美味しい朝食に。
栄養たっぷりなネルジは今が旬
キウイ同様、ビタミンもたっぷり。ビタミンCはもちろんのこと、ビタミンEが特に多く、ネルジサイトによれば、100gのベビーキウイで、一日に必要なビタミンEの44%がカバーできるそうです。また、カルシウムやマグネシウムの多さも注目に値します。
美味しくて、食べやすくて、ついつい手が出てしまいますが、カロリーは低く、100g食べてもわずか52kcal。安心して好きなだけつまめそうです。
ちょうど今、8月末から10月にかけての時期が旬だという、このベビーキウイ。しばらくは見かけるたびに買ってしまいそうです。
[NERGI, le baby kiwi à grignoter +]
あわせて読みたい
・楽しく走ると心も体もポジティブになれる理由(Sponsored)
・まずはカフェでおためし。ダイエットの救世主「スーパー大麦」
top-image via Shutterstock