ナチュラルな食生活に欠かせない食材のひとつ、オリーブオイル。オリーブといえば、そろそろシチリア産オリーブが収穫を迎える頃です。その旬なタイミングに合わせ、オリーブオイルをはじめとするシチリア食材の専門店が外苑前にオープンします。

一流シェフが足しげく通うシチリア産オリーブオイルの名店

2016年9月1日(木)、外苑前にオープンするのは、シチリア食材の専門店「セドリック・カサノヴァ」。パリで多くのシェフやグルメに愛されている「ラ・テット・ダン・レゾリーヴ」の東京店です。セドリック・カサノヴァのエクストラヴァージンオリーブオイルは、「単一畑×単一品種」がモットー。数種類をブレンドするのではなく、コーヒーやカカオのような、シングルオリジンにこだわっています。

「シングルにすることで、品種や土地それぞれの個性がはっきり分かります。ブレンドすれば、毎年同じスタイルのオイル商品が作りやすくはなりますが、私のオリーブオイルは商品ではなく、農産物です。同じ品種でも畑によって人と同じようにそれぞれ違う、そういう楽しみを伝えたいと思っています。」

と、店名にもなっている、オーナーのセドリック・カサノヴァさんは語っています。

ただ、生まれ故郷の伝統を守りたくて

セドリックさんが少年期の夏を過ごしたシチリアを訪れた際、グローバリゼーションのもと画一化されてゆく地元のオリーブオイル産業を目の当たりにし、ショックを受けました。このことをきっかけに、単一畑×単一品種オリーブオイルの生産をはじめたそうです。

やがて、2008年パリ10区 ( 2, rue sainte Marthe 75010 ) にシチリア産オリーブオイル専門店「ラ・テット・ダン・レゾリーヴ」をオープン。アラン・デュカスやピエール・エルメなど有名シェフに支持され、2016年にはパリ14区に2号店をオープンしました。

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オイル8種 500ml / 5,184円(税込)

今回の日本出店では、東京のライフスタイルに合わせたオイルを8種類準備。ビアンコリーラ、チェラソーラ、ピリクダーラ、ノッチェラーラなど、シチリア地元の品種が、畑違いでそろっています。それぞれの個性が感じられるオイルは、お料理を合わせるのも楽しくしてくれそうです。

パリ店で人気の予約制プライベートテーブルディナー「ターブル・ユニーク」も東京店で実施されます。店内のオリーブオイルとシチリア食材を使ったシンプルなタパスメニューを目の前で仕上げてくれるそう(一晩8名限定/お一人様3,000円/税別、ドリンク別)。お店で購入できる食材を、実際にどうやって使って楽しめるのか、目で見て、さらに味わうことができるのはうれしいアイデアですね。

セドリック・カサノヴァ

住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-14 1F
TEL:03-6721-0434
営業時間:ショップ 12:00-19:00 ターブルユニーク 18:00-22:30
定休日:不定休

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