北欧菓子専門ブランド「Fika(フィーカ)」は、スウェーデンでお茶の時間を意味します。ひとやすみして、シナモンロールやクッキーなどの甘い物や、サンドイッチなどの軽食とともに、コーヒーや、子どもならばレモネードを飲む習慣が暮らしに根付くスウェーデン。おやつの時間を中心に毎日を過ごす私には、憧れの国です。

Fikaの売り場があるのは伊勢丹新宿店の洋菓子売り場。色とりどりの焼き菓子や、箱や、プチケーキがショーケースに並び、ひときわ華やか。買いものの途中に目の保養とショーケースをのぞき込んでいたお菓子を、友人から手土産にいただきました。

Fikaで見つけた。北欧の定番おやつ

左の箱は、たっぷりのストロベリージャムをのせて焼いた「ハッロングロットル」。卵は使わず、バターや粉砂糖でできた生地は、しっとりやさしく、ほろほろと口の中に広がります

右の箱はアーモンドプードルを生地に加えて焼いた「フィンスカピンナー」。さっくり香ばしく、アーモンドがアクセントに

他にも売り場には、フィンランドの家庭では定番のオートミールクッキー「ハーベルグリンクッキー」や、シナモンとジンジャーがきいたスパイスクッキー「ペッパルカーコル」など、北欧ではおなじみのおやつが揃っています。動物やフルーツなどがデザインモチーフの愛らしい箱は、贈りものに選んでももらっても、気持ちがパッと明るくなります。

中身を食べてしまったあとは、愛らしい箱の使い道を考えます。ひとつはブローチ入れに。もうひとつはボタン入れに。ふたを開くたび、フィーカの時間を思い出すでしょう。

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