こんにちは、スタイリストの植村美智子です。

30代になり、これまで着ていた服がしっくりこなくなってきた、何を着たらいいか難しい。そんな方に向けてベーシックなところからトレンドの取り入れ方まで「おしゃれのおさらい」をはじめます。

今日はこれから春にかけて大活躍のタイツのお話。

「タイツを履く季節だけスカートを着る」という人も少なくないようです。でも、強い味方のタイツも、間違えずちゃんと選ばなければ、コーディネートを台無しにしてしまう、厄介者になってしまうことも......。

タイツを失敗しない簡単な方法は、靴かボトムス、どちらかに色をつなげること。

たとえば、ネイビーのスカートに、ブラウンのショートブーツを合わせたいとき、タイツを黒にしてしまっては、せっかくの色合わせが台無しになってしまいます。その場合、タイツの色はネイビーかブラウン。靴とボトムスの間に、どちらでもない違う色を入れるのを避け、コーディネートにまとまりを出しましょう。

基本的にはボトムスの色に合わせた方がまとまりは出やすくなります。赤や、ブルー、マスタードなど、シューズの色を効かせたいときは、もちろん、ボトムスに合わせたタイツの色にしましょう。ボトムスがライトベージュや白などタイツで取り入れにくい明るい色のときは、シューズに合わせるといいですよね。

いやいや、カラータイツをポイントに効かせたい! というのなら、もちろん話は別です。ボトムスやシューズに色をつなげる必要はありませんが、色のトーンは揃えるようにしましょう。秋冬っぽい、落ち着いたトーンの色目のコーディネートに、夏っぽい元気な原色系の色を合わせると、効かせているつもりが、足だけが浮いてしまうことになりかねません。

ちゃんと仲間の色を選び、コーディネートに大人の落ち着きを出してくださいね。

イラスト/米山夏子