フィットネスのトレンドというとアメリカ発というのが常でした。しかし2001年にチェコで発明された新しいスポーツ「ジャンピング」が、じわじわと世界中を巡り巡って、現在ドイツにてブームが巻き起こっています。

運動が苦手な人も跳ねるだけ

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トランポリンを使って行うジャンピング。トランポリンというと、学校の体育で使ったような大きなものを私たちは想像しますが、ジャンピングではひとり用のスポーツ・トランポリンを使用。これにハンドルが付いています。



自身でやってみるとそのリズミカルかつハードなワークアウトは、1回終えるごとに汗びっしょり。細やかなジャンプは気持ちよく、虜になってしまいます。複雑な動きがないので運動が苦手な人でも簡単にマネできるのもポイント。

終わったあとに得られる達成感とストレス発散効果が人気を呼び、いまでは全国に380か所のスタジオがあります。なお、日本でも今春3月にジャンピングエクササイズ「JUMP ONE」が初上陸する予定です。

ジョギングよりカロリーを消費

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このスポーツを考案したのは、当時17歳だったヤナとトーマ。エアロビクスとスピニングのトレーナーだったふたりは、ケガをしないで誰でも楽しめるスポーツを求めていました。

ジャンピングは、ハンドルをつけることにより安定した上下運動を可能にし、またトランポリンが膝や背中への刺激を受け止めてくれます。このことで体重を気にせずに、どの年代でも楽しめます。

ジャンピングの効果はというと、体中の400ものマッスルグループを刺激、体力強化はもちろんのこと、同じ時間ジョギングするよりも消費カロリーが高いのが魅力(海外サイト「goodlife health club」の記事によると、10分間ジャンプすることは30分のランニングと同じカロリーを消費する)。

2011年からは、世界中でトレーナー育成にも力を入れているそう。日本にもジャンピングブームがやってきそうです。

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