睡眠の深さは美容と健康に大きく左右すると言われています。その理由として『ぐっすり眠るためのCDブック』(アスコム)によると、睡眠にはこのような働きがあるからなのだとか。

寝ている間に筋肉や臓器を休息させたり、細胞を修復したり、脳の記憶を整理したりするからです。

(『ぐっすり眠るためのCDブック』P40より)

質のよい眠りをとるためには?

このように人の心と体を癒してくれる睡眠ですが、ときには眠りの質が悪いために、朝起きても爽快感がないことも。そんなときに自分で簡単にできることがありました。

まず睡眠の質を上げるためには自律神経を整わせることが大切。たとえば「ゆっくりと息を吸い、その2倍の時間をかけて吐く」ことで呼吸をコントロールさせる方法。

また副交感神経を優位(リラックス状態)にするために、ぬるめのお湯にゆっくり入浴することも効果的。さらに崩れた体内時計をリセットするために朝日を浴びることや、寝る前のストレッチなども。

これらは誰しも一度は耳にしたことがあるほどよく知られていることですが、それ以外に、じつはよい睡眠を促してくれる食材もあるのだとか。

自律神経を整える食材

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睡眠の質を上げるために自律神経を整えてくれる食材について、このように書かれています。

自律神経を整える際、食べ物や飲み物に気をつかうことも有効です。食物繊維の多い玄米、きのこ、海藻、ごぼう、そばなど。それに酸っぱいものや辛いものなどもおススメです。これらは副交感神経を優位にしてくれます。

(『ぐっすり眠るためのCDブック』P59~60より)

みそなどの発酵食品で腸内環境を正して免疫力を高めたり、しょうが湯などのカラダを温める飲み物をいただくのも良さそうです。

また、入眠に必要とされる副交感神経が優位になるよう、医学的根拠にもとづいてつくられた音楽を聴く方法も紹介されていました。こちらについては、本書についている音楽CDをぜひご自分の耳で聞いて試してみてください。

自分に合った対策で質のよい睡眠を心掛けることで、心身だけでなく仕事のパフォーマンスも上げたいと思います。

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