毎日どんなふうにコーヒーを楽しんでいますか? 目が覚めた時、仕事や家事に疲れて一息淹れたい時、お友達を招いてワイワイと……。いろんなシーンが浮かんできますね。そんなコーヒーをいただくシーンをテーマにしたイベント『「わたし」のコーヒーを愉しむ時間』が9月23日(祝)から新宿伊勢丹で行われています。

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うつわによってコーヒーの味が変わる

当日は、都内で移動喫茶をしているユニット「八蔵(はちくら)」のスタッフが、ハンドドリップでコーヒーを淹れてくれるのだそう。コーヒー豆の焙煎&販売は西永福でコーヒ店を営む「Jalk coffee(ヤルクコーヒー)」。それだけでもおいしそうですが、3種類のブレンドコーヒーを、うつわ作家のいざきあつしさんの多彩なうつわで提供してくれるのだとか。なぜうつわにもこだわるのかというと、うつわの厚みや形状によって、コーヒーの香りや酸味、コクなど味の感じ方が変わるからなのだそう。この新しい発見をイベントを通して伝えていきたいという思いがあるそうです。コーヒーは、全て税抜き550円。新宿での開催なので仕事帰りなどに気軽に寄れるのも良いですね。

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体感できるからお気に入りが見つかる

今回のイベントを企画した「Pint! 」は、日本のものづくりを大切にしたブランド。「今の暮らしの中で毎日使われる道具」というコンセプトでワークショップや雑貨の販売などさまざまな活動しています。今回のように、うつわにコーヒーを入れて、実際に飲み心地を体験してもらいながら販売するのもPint! 流目で見るだけでなく、使い心地まで分かれば納得して購入できるし、ずっと大切にしたくなりますね。当日は、シャリっとした手触りが心地よい、リネンのコースターとキッチンクロスを販売するそう。コーヒーを飲む時に添えれば、毎日の暮らしがグッと素敵になりそうです。

自然体で楽しむ「コーヒーがある風景」

最後にイベントを企画したpint! の中地さんに自宅でコーヒーを飲む時に気をつけていることについて伺いました。

「以前は、コーヒーを美味しく淹れるために頑張っていましたが、窮屈になってやめました。
今は、「どんなときに」「どんな気分で」といったことのほうが大事です。
ゆっくりしたいときは牛乳をたっぷり入れてボウルでカフェオレを飲んだり、
朝だったら熱々の濃いコーヒーを小さめのカップで飲んだり。
日常の暮らしの中のことなので、頑張りすぎずに楽しく続けられることが、自分に合っています」

肩の力を抜いて自然体で楽しむのが中地さんのこだわり。コーヒーを上手に淹れるテクニックではなく、シーンに合わせた雑貨選びはわたしたちのくらしにも簡単に取り入れられそうですね

コーヒーの試飲だけならどこのお店でもありますが、うつわまで試せるイベントはなかなかありません。自分にぴったりのものを見つけて、お家でくつろぐ時間をより深く楽しんでみるのもいいですね。

[「わたし」のコーヒーを愉しむ時間]

場所:伊勢丹新宿店本館5階 キッチンダイニングデコール

日時:9月23日(水)から9月28日(月) 10:30~20:00

image via Shutterstock

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