素敵なカトラリーをショップで見て「使ったらどんな感じなのかな？」と想像したことありませんか？　フルセットを揃えるのは大変だけど、日常使いのものが一通り揃ったいまだからこそ、とっておきのカトラリーを買い足していきたいもの。

約100年に渡ってフランス貴族に愛され続けている紅茶専門店「ベッジュマン＆バートン」のサロンド テでは、リチャード・ジノリのカップとクリストフのカトラリーで提供しているメニューがあります。

なんと、そのメニューはカレー。なぜ紅茶専門店なのにカレーを特別な食器で提供するメニューに選んだのでしょうか？

ベッジュマン＆バートンのスタッフの方によると、茶葉とスパイスの産地は、似ていることもあり、バランスが合うと考えたことからだったそうです。

「カレーを食べたあと、スパイスを洗い流す意味で、紅茶でさっぱり、リフレッシュができます。20 年以上親交のあるレストランのシェフへ特別にオーダーして、ベッジュマン＆バートンのためにオリジナルのカレーを作ってくれました」

牛バラ肉はじっくりと焼いたあと、数時間かけて煮込んだもの。それをあめ色になるまで炒めた玉ねぎと赤ワインでさらにていねいに仕上げたそうです。

「星付きのレストランにも負けない味わいで、フランス貴族に愛された紅茶にふさわしい、上品で、優雅なヨーロッパ風煮込みカレーは、ここでしか食べられません。スパイシーな後味もクセになりますよ」

[リチャード・ジノリ,ベッジュマン＆バートン 六本木ヒルズ店 サロン・ド・テ]

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