20150707_47DINING_2.JPG旅の楽しみといえば、その土地ならではの食。でも、旅に行けないときでも、東京にいながら日本全国のおいしいものをいただけたら、嬉しいですよね。

47都道府県から、食と文化を発信

20150707_47DINING_1.JPG7月3日に「WACCA IKEBUKURO」5F にある食のイベントスペース 「キッチンスタジオLupe」内にオープンした「47DINING」は食の発信基地型レストラン。47都道府県より産地直送された厳選食材を用い、地域ごとの期間限定メニューを提供し、各地の食の魅力を発見することができます。

この「47DINING」を運営する「47PLANNING」は、東日本大震災後に、被災地食材の継続利用による生産者の支援と商店街の再生を目的に、いわき市駅前に「夜明け市場」を開設したり、地元の農家と風評被害に立ち向かうべく福島のお米と食材を使ったライスバーガーや福島県産の野菜と氷でできたスムージーの開発を手がけたりと、東北に関するイベントを数多く開催してきました。

「震災から4年が経ったので、東北も復興だけではなく、日本におけるいち地方として、紹介していきたいです。日本にはすばらしい地方がたくさんあるので、その中でもとりわけ魅力的な東北という位置づけにしたいと思います。」と代表の鈴木賢治さん。

そこで、東北だけではなく、日本全国の食と文化を広く発信するために「47DINING」をオープン。特徴は定番のメニューの他に、県単位ではなくて、市町村単位の地域メニューが月替わりで楽しめること。

市町村単位で、地域のメニューを紹介

 

20150707_47DINING_4.JPG例えば、7月は、福島県いわき市にフォーカス。いわきの前菜盛り合わせ、いわきトマトの丸ごとカップグラタン、ファーム白石のポテトサラダ、木村牛乳のジェラートミルクなどなど生産者の顔が見える食材を用いたメニューになります。

20150707_47DINING_5.JPG実際に定番メニューである「宮城県石巻雄勝産蒸し牡蠣」や「岩手県恋し浜ホタテのフライ」などをいただいたのですが、どれも素材の味がしっかりしていましたし、ひとつひとつが大きくて、あまりに新鮮だったので、本当に現地で食べているかのようでした。

「県単位だとみなさん知っていますが、○○市、○○町になると知らない地域も出てくると思うので、よりいっそう作っている人との距離が近くなり、地域発見にもなりますよ。」と鈴木さん。

毎月、全国各地のおいしいものが味わえるというのは、ワクワクします。今後は、秋田県や兵庫県の地域メニューを展開し、どんどん地方の魅力を掘り起こしていくのだとか。食を通して、いままで知らなかった日本に出会うことができそうです。

[47DINING]

東京都豊島区東池袋1ー8ー1

WACCA IKEBUKURO 5F  「キッチンスタジオLupe」内

営業時間:毎週水曜日〜日曜日  17:00〜23:00(22:30ラストオーダー)

電話:070ー6481ー5683

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