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「ベジタリアンの人って、毎日どんなものを食べているんだろう?」って思ったことはありませんか? 野菜のサラダ、野菜の煮物、野菜の焼き物……なんだか味気ないな、と思っていたら、毎日すごーーーく美味しそうなものを食べている松永真美さんに出会いました。聞けばマクロビオティック、アーユルヴェーダなども勉強してきたという松永さん。お肌はつやつや、体はしなやか。その食事には「心も体もきれいで健康」のひみつがいっぱいでした。
「量も味付けもてきとうです」という松永さんの料理、「てきとう」なのにびっくりするほどおいしいです。そして、てきとうだから、まねもできそう(笑)。今後は月曜日と木曜日、「あるベジタリアンの食卓」をゆるーく公開してもらいます。(編集部)
あたりまえすぎてついつい忘れてしまいがちですが、私たちの体は自分が食べたものからできています。細胞は分解と合成を今このときも繰り返していて、今日の肉体は、昨日のそれとはもう別もの。そしてその新しい細胞は、私たちが食べたものがもとになっているんです。つまり、健康になるのも、不健康になるのも、食べるもの次第、というわけ。さらに、体と心はつながっているので、食べるものは心の健康にも大きく影響します

なんだか難しそうに感じるかもしれませんが、これって、「まっとうなごはんをおいしく食べてさえいれば、なんの問題もない」、ということでもあります。

ここ湘南では、日射しが暑いくらいでも朝晩に秋の深まりを感じるようになりました。こんな時季は水分と油分を適度に含むあたたかい食事が欲しくなります。そして、そんな食事は、アーユルヴェーダでも秋によいとされています。

今日食べたもの:さつまいもとにんじんのポタージュ

風が強い日の朝、なんとなく甘いスープが飲みたくて作りました。だいたい同じくらいの分量のさつまいもにんじんを、ギー(精製バター)で炒めてから柔らかく煮て、豆乳酒粕を加えてブレンダーでなめらかにすればできあがりです。今が旬のさつまいもとにんじんは、アーユルヴェーダ的にもこの季節におすすめの食材です。厚切りの食パンは、湘南エリアで一番好きなパン屋さん、プレインのもの。軽くトーストして、こちらにもギーを。

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