野菜を揚げたチップス。一度手にするとついたくさん食べてしまいますが、油分が多いので胃がもたれたり、後悔することもしばしばです。

新鮮な素材を使えば、胃もたれのないチップスに

20140903_chips_5.jpg20140903_chips_2.jpg自然農法、有機農法による野菜作りに取り組んでいる菜園料理家の藤田承紀さんがこのたび発表した本が、家庭でできるチップスのレシピが満載の『野菜のチップス 果実のチップス』です。

新鮮な野菜や果物を使えば、本来のおいしさがギュッと凝縮され、驚くほど軽く、たくさん食べても胃がもたれないチップスができるそうです。

定番から変わりダネ、フルーツのチップスも

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20140903_chips_3.jpg定番のジャガイモのチップスについては、厚切りにするのか、波形スライサーを使うのか、といった切り方や、揚げるか焼くかと調理法別による作り方がていねいに解説されています。

ビーツ、れんこん、里芋、ラディッシュ、ゴーヤー、ガーリック、ごぼう、大根、にんじん、ブロッコリーとカリフラワーの茎など、野菜チップスのレシピも数多く載っているのですが、とても身近なのにいままでチップスにしようとは考えつかなかったものもあり、これなら余らせてしまいそうな時のアイディアとしても使えそうです。

さらにフルーツのチップスでは、いちご、キーウィフルーツ、バナナといった定番果物以外にも「モッツァレッラチーズとフルーツのシトラスチップスのせ」や「ポークソテー キーウィチップスのせ」といったアレンジレシピも掲載されているので、メニューの幅も広がります。

また、まいたけのセモリナフライ、ズッキーニの花フリット、アランチーニといったフライの作り方も載っていて、いままで家で揚げ物をするのを避けていたという方にもチャレンジしがいのあるメニューが紹介されています。

ぱりっと、こんがり、アツアツが一番!

チップスもフリットも、ちゃんとした作り方を知ると、素材のおいしさをそのまま味わうことができてヘルシーに食べられるということがわかります。揚げたて、焼きたてがいちばんおいしいですし、それなら家で作るしかありません。

これからの季節、秋の夜長のおつまみにもぴったり。さっそく今夜、試してみたくなりますよ。

[野菜のチップス 果実のチップス]

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