20140106genmai_coffee.jpg気分がシャキッと引き締まるし、香ばしい香りにも誘われて、コーヒーをやめられないという人も多いのでは。でも、コーヒーに含まれるタンニンが鉄の吸収を阻害してしまうので、貧血や冷えをはじめ、生理痛や生理不順の原因になるともいわれています。将来的に妊娠を考えているなら、できれば飲む量を減らしたい。

ノンカフェインで飲み過ぎの心配もない

そこで、コーヒーの代わりにしたいのが「玄米コーヒー」です。時間をかけてじっくり煎った玄米を、粉末状にして飲みやすくしたもので、インスタントコーヒーのようにお湯に溶かして手軽に飲むことができます。

薄めで淹れれば玄米茶のようにさっぱりと、濃いめにすればコーヒー党の方でも満足できる色と香りが楽しめます。材料が玄米だけなので、飲み過ぎを心配することもありません。

粉末状で栄養を吸収しやすい!

うれしいのが、粉末状にすることによって玄米の栄養が吸収しやすくなっていること。煎ってつくることで高いデトックス効果があり、腸内環境も整うので便秘解消やダイエット、美肌にもつながるなど女性には嬉しいことばかり。さらに、冷え性の改善や免疫力アップにも。これからの風邪やインフルエンザのシーズンに欠かせない飲み物になってくれそうです。

自宅でもすぐにつくれる

この玄米コーヒーは、自宅でつくることができるんです。まず、玄米を洗わずにフライパンで弱火にかけ、約1時間ほどコーヒー色になるまでじっくり煎っていきます。熱がとれたらすり鉢やミキサーなどで粉末状にしたら出来上がり。すこしだけ手間がかかるので、たくさん飲みたい人は粉末状になっているものを購入するのがよさそうです。

玄米食をはじめたいけどなかなか億劫というひとは、玄米コーヒーから玄米生活をはじめるのも手軽にできて良いかもしれません。豆乳ラテにすれば、イソフラボンやたんぱく質も同時に摂取できますよ。

[九州産・無農薬玄米コーヒー]

photo by Thinkstock/Getty Images

(杉本真奈美)

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