20131206_wintersmoothie.jpgいつの間にか吹いてくる風も乾燥しきって、底冷えする季節になってきました。こんな時期に飲むスムージーは、風邪予防のために生姜を入れてカラダを温めるのがよさそうです。生姜は辛味が強いので、甘味のある果物やハチミツを一緒に入れて飲みたいですね。

体調別で加えたいおすすめ果物

生姜入りスムージーを飲んで温活していても、風邪を引いちゃうことってあります。そこで「風邪かな?」と思ったら、その症状別に追加したいおすすめの果物があるのです。それをここで一挙にご紹介します。

・のどが痛いときは 「ラ・フランス(洋ナシ)」12月が食べごろの洋ナシは、解熱、鎮咳、鎮痛作用により呼吸器疾患の改善を促してくれる果物です。扁桃腺や口中の腫れといったのどの痛みにも効いてくれます。

・せきやたんが出るときは 「柿」「ナシ」柿はほかの果物には少ないビタミンAが豊富でビタミンCもみかんの2倍も多い果物です。唾液の分泌を盛んにし、痰をきり、咳を和らげる効果があります。ナシは生姜を混ぜることで咳止めになります。

・胃腸が弱くなったときは 「リンゴ」「1日1個のリンゴは医者を遠ざける (An apple a day keeps the doctor away.)」 ということわざがあるぐらい栄養価が高いリンゴ。すりおろした果肉は、胃酸過多、胃アトニー、慢性胃炎、慢性下痢症や利尿、むくみ、消化促進などに役立ちます。

・体力をつけたいときには 「バナナ」風邪の症状を改善させるには、なんといっても体力が必要です。そこで滋養強壮などの栄養食品として挙げられるバナナが役立ちます。皮に斑点が出ているくらい熟しているものが、免疫力アップに効果的な状態だと言われています。

いつも飲んでいるスムージーに生姜を入れて温活を。さらに風邪の引きはじめには症状別に果物を追加することで、風邪に負けない元気な冬を過せそうです。

[イー薬草・ドット・コム,野菜果物辞典]

photo by Thinkstock/Getty Images

(知恵子)

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