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20131206_meatfree_1.jpgベジタリアンやヴィーガン。憧れてはいるけれど、実践するのは無理と思うかたは多いのでは。また、健康のために菜食を志したい、ヨガを始めたらコーチから菜食を勧められたという方もいると思います。しかし、急に食生活を変えて「今日から肉は一切食べない!」と決めても、なかなか続かないものです。

そんな方でも簡単にチャレンジできそうなのが、「週一日だけベジタリアン」という習慣。これは、普段はお肉を食べる人でも週一日だけ動物性タンパク質を摂らずに過ごす方法です。じつは、この「週一肉なし日」を取り入れている国が多いんです。

週一日なら続きそう

たとえば、ベジタリアン人口の多いインド。ヒンドゥー教では、年二回の菜食期間があったり、普段はお肉を食べる家庭でも週一日は菜食日を決めています。

また欧米では「ミートフリーマンデー/ミートレスマンデー」の概念が普及しています。週一日だけ肉の消費や流通を減らせば、鶏や豚など工業的畜産の拡大を抑え、家畜飼料用の農地拡大も抑えられるという環境面への影響も見込んだもの。アメリカでは多くの州・自治体や、ハーバード大学など200校以上の学校で、この「肉なし月曜日」を採用しています。

また、ドイツやベルギーでは木曜日が肉なし日。台湾でも「週一無肉日」として、公立小中学校の多くが月曜日は肉なし給食を実施しているのだそう。

健康のため、動物や環境保護のため、または宗教のためと菜食を志す動機は人によりさまざまですが、週一日の菜食なら無理なく続けられるかも。最近お肉を続けて食べ過ぎというときにも、意識してとりいれると良さそうです。

ベジーマンデー,ミートレスマンデー

photo by Thinkstock/Getty Images

(さとう葉)

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