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ベジタリアンとして知られるポール・マッカートニーが2009年に立ち上げた「ミートフリー・マンデー」とは、週に一度だけでもお肉を食べないで、体にも環境にも良い事をしようというキャンペーンの事です。

娘でデザイナーのステラ・マッカートニーはもちろん、グウィネス・パウトローやヴィヴィアン・ウエストウッド、オノ・ヨーコなど賛同する著名人も多数います。4年目を迎えた現在はイギリスだけでなく、ニュージーランドなど世界へも広がりを見せています。

環境保護にもつながる「ミートフリー」

オックスフォード大学の研究によれば、肉食を週に3回までとすると心臓病による死亡者数を31,000人減らし、癌は9,000人、心臓発作は5,000人減らすことが出来るという結果がでています。また「国際連合食糧農業機関(FAO)」によると、実は家畜を飼育すること自体が地球温暖化に影響していると警告しています。温室効果ガス排出源のうち家畜の絞める割合は18%で、車や飛行機の約13%を上回る数字だそうです。

肉食を減らすことが、家畜を減らす事に繋がり、個人で出来る環境保護活動のひとつといえるのです。 月曜日だけでもお肉を抜くだけなら簡単で気軽に始められて続けられそうです。自分の体だけでなく、環境保護にも役立てると思うと気持ちも引き締まります!

ミートフリー・マンデーのサイトには美味しそうなベジタリアンレシピが多数掲載されていますので参考にするのも良いですね!

[ミートフリー・マンデー,国際連合食糧農業機関]

(石井真代)

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