子供のころ夏休みによく食べたのが、かき氷やアイスキャンディーといった氷菓子。スイーツと呼ぶにはあまりにもシンプルな懐かしの氷菓子ですが、湘南には大人がはまる拘りのお店がいくつかあるのでご紹介します。

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フワフワの口溶けがたまらない「埜庵」のかき氷

まず、湘南のかき氷といえば鵠沼の「埜庵」。10年前から天然氷のかき氷に拘るこのお店は、昨今の天然氷+自家製フルーツシロップブームの先駆け的存在。

日光の蔵元「三ツ星氷室」の天然氷を使用したかき氷は、まるでたった今空から舞い落ちた新雪のようにフワッフワで、口に含むと一瞬でスーッと溶ける軽やかさです。氷が溶けやすい夏には削り方を少しだけ粗くするという職人技で、自家製シロップとの相性まで完璧に計算しつくされたそのかき氷は、究極の一皿。旬の素材を使った季節ごとの限定メニューを目当てに定期的に店に訪れるリピーターも少なくありません。

バラエティ豊なかき氷が楽しめる「霧原

もう一軒、天然氷を使ったかき氷といえば、葉山の「霧原」です。こちらは夏期のみ営業(今年はGWから営業)で、今シーズンが3年目となるお店。一色の葉山郵便局のそばにあり、逗子駅から山側を通って葉山方面へ抜けるバスで行くことができます。

「霧原」の人気メニューは、練乳とイチゴでいただく「いちごみるく」や、レアチーズソースを添えた「夏みかん」。波照間の黒糖を使った「波照間産くろ蜜みるく」や、定番の「宇治抹茶みるく」も人気です。

神奈川産の旬の素材をつかったアイスキャンディー

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そして、腰越にある「イグル氷菓」では、昔懐かしのアイスキャンディーをいただくことができます。昔ながらの製法で作られたアイスキャンディーは素材の味をそのままいただくシンプルな美味しさ。

おすすめは季節限定フレーバーの「かながわさん」で、藤沢のトマトや湯河原の手絞り青切りみかんなど、神奈川産の旬の素材がアイスキャンディーとなって登場します。現在は藤沢の完熟メスレー(プラム)を展開中とのこと。懐かしのではなく、もはや本格的スイーツに進化した氷菓子。お気に入りのフレーバーを求めて、夏の間はリピートが決定です。

 

[埜庵]
営業時間:11:00〜18:00
定休日:月曜日、火曜日
TEL:0466-33-2500
住所:神奈川県藤沢市鵠沼海岸3-5-11
アクセス:小田急線鵠沼海岸駅より徒歩1分


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[霧原]
営業時間:11:00〜18:00
定休日:8月19日は臨時休業、
それ以外は8月無休。9月より火曜定休。雨天時休業あり。
住所:三浦郡葉山町一色653
TEL:090-6305-8980
最寄り駅:京浜急行 新逗子駅


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[イグル氷菓]
営業時間:11:00〜17:00
定休日:月曜日(祝日を除く)
住所:鎌倉市腰越3-8-26
TEL:0467-32-3539
最寄り駅:江ノ島電鉄 腰越駅


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(小林繭)

<情報ソース>
鵠沼「埜庵のかき氷」 http://kohori-noan.com/
江ノ島腰越「イグル氷菓」アイスキャンディー http://blog.iglu-ice.jp/

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