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夏の飲み物の定番といえば「麦茶」ですが、じつはこれ、とても理にかなっているんです。麦茶は体熱を取り、体温を下げると言われていて、暑さ対策にはバッチリです。そこで今回は、「茶」にスポットライトを当てて、夏にぴったりな冷茶を3つ紹介します。

ハト麦茶

美肌対策にオススメ。ハト麦はカラダの水分量を適切な状態に調整すると言われるスグレモノで、漢方薬や化粧品でも多用されています。

レモングラスのハーブティー

夏のダルさ、疲れ対策に。トムヤンクンやカレーなどのスパイスとして使われるレモングラスはインドが原産のハーブ。暑さに強いだけあって、飲むと力を与えてくれるようなパワーを感じるはず。

市販されているのはドライハーブが主ですが、手に入るなら、ぜひ生ハーブのお茶を味わってみて! ドライよりさらに力強い香りが広がり、ハーブのパワーをストレートに感じることができます。

<生ハーブを使ったお茶の作り方>

生のレモングラスの葉を適当な長さにカットして、そのままティーポットへ入れ、水を注ぎます。お湯で抽出する場合は2~3分程度で十分ですが、水出しの場合は数十分~数時間程度、冷蔵庫で冷やしてから飲んでください。

黄金みどり

日本茶の茶葉と言えば「緑」が大定番ですが、茶葉が黄色のとても珍しい日本茶。茶畑に1本だけあった木を増やしてつくった貴重なものです。普通の緑茶よりもアミノ酸をたっぷりと含むため、旨味が強く、苦味が出にくいので時間をかけて抽出する冷茶にぴったり。

<抽出時間の目安>

茶葉4gの場合は水150ccで10分程度、茶葉5gの場合は水700ccで半日程度抽出。

冷たい飲み物を大量に摂取してしまいがちですが、どうせ飲むなら、カラダに良くて夏にぴったりなお茶を楽しみたいですね。

[黄金みどり]

photo by Thinkstock/Getty Images

(おりはらやすこ)

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