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「青魚を食べなさい、頭がよくなるから。」そう言われてきた子供時代。それを裏付けるかのように、青魚に含まれたDHAの効果が話題になりました。ですが現在、医療現場で注目されているのは、むしろ不飽和脂肪酸EPAの方なのだとか。

その理由として挙げられるのは、EPAに期待されるこれらの効果です。

精神安定効果あり! 女性にうれしいEPAの効果

<健康維持>
・血液サラサラ効果

・血管しなやか効果

・抗炎症作用/抗アレルギー効果

・中性脂肪低下効果

<美容や原因不明のイライラ、ウツウツ>
・精神安定効果

・眼精疲労抑制効果

・肌の潤い効果

しかしEPAは体内ではほとんど作ることができないので、意識的に摂取しなければなりません。そこでEPAを多く含むイワシなどの青魚や、まぐろの脂身(トロ)等を食べて積極的に体内に取り入れる習慣をつけたいものです。

特に脂ののった旬の青魚に、多くのEPAが含まれています。春の旬の青魚にはイワシやニシンが。夏の旬の青魚にはタチウオがあります。

EPAは熱に弱いので、揚げ物や網焼きよりも生で食べた方がより効果的に摂取できます。しかし、毎日青魚のお刺身を食べるというのも現実的ではないので、お刺身以外で夏の一押し簡単レシピをご紹介いたします。

いわしのトマト煮

<材料>

いわし:4尾

たまねぎ:1/4個

にんにく:1片

トマトソース(市販):300g

オリーブ油:大さじ1

塩:少々

こしょう:少々

バジル(乾燥):小さじ1/2

バジルの葉:2枚

<作り方>

1.いわしは頭と内臓を取り、たまねぎ・にんにくはみじん切りにしておきます。

2.フライパンにオリーブ油を熱し、にんにく・たまねぎを炒め、香りが出たら、いわし・トマトソース・乾燥バジルを加え、中火で約5分煮込みます。

3.塩・こしょうで味をととのえ、器に盛り付けバジルの葉を飾ります。

<参照元:ニッスイ(いわしのトマト煮)

バジルは夏の旬のハーブです。β-カロテンが豊富で抗酸化作用によるアンチエイジング効果が期待されます。そんなバジルが加わることで、ますます美容に良い一品となりました。これからの季節は、このいわしのトマト煮が健康美に一役かってくれそうです。

[健康生活に欠かせない必須脂肪酸EPAについて(日本水産株式会社),DHAやEPAが血液をサラサラに!,バジルとは? ~バジルの基本知識、栄養と効能

photo by Thinkstock/Getty Images

(知恵子)

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