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気軽に取り入れられてカラダにも良いということで、毎日のように飲んでいるハーブティー。そんなハーブの力をさらに引き出す、新たな楽しみ方を発見しました。それが「薬膳ハーブ酒」です。

お酒の方がハーブの力を引き出せる!

ハーブには様々な成分が含まれていますが、お茶として淹れた場合は水溶性の成分しか抽出されていないんです。これに対し、アルコールに漬けた場合は、水溶性だけでなく油溶性の成分も抽出されます。つまり、お茶よりも多くの成分を引き出すことができるんです!

フィトケミカルパワーが凝縮「薬膳ハーブ酒」

ハーブに含まれる成分として、注目したいのが「フィトケミカル」です。植物性食品に含まれる物質で、私たちのカラダを酸化させ老化させる活性酸素から守ってくれると言われています。そんな、フィトケミカルのパワーが凝縮しているのが薬膳ハーブ酒なんだそう。ハーブティーは苦手だけど、お酒だったら飲んでみたい!なんて方にもぴったりです。

作り方はとても簡単。ビンなどのガラス容器にハーブを入れ、お酒(ウォッカ)を注いで漬け込むだけ。わずか2~3分程度で作業は完了。カゼっぽい時におすすめなのは、以下のレシピ。

<カゼ対策の薬膳ハーブ酒レシピ>

・瓶などのガラス容器:1つ

・ウォッカ:200ml

・エキナセア:20ml

・エルダーフラワー:30ml

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もちろん、漬け込むハーブはシングル(1種類)でもブレンド(複数)でもOK。ハーブの種類によって少し差はありますが、1週間から1か月程度保管すれば完成です。完成したらキッチンペーパーなどを使ってろ過することで、美味しい味が長持ちします。

自分オリジナルの組み合わせで、自分好みの薬膳酒を作れたらいいですよね! そこでおすすめしたいのが、1日で薬膳ハーブ酒について楽しく学べる「ソフィアフィトセラピーカレッジ」。6月18日(火)には、薬膳ハーブ酒ソムリエジュニア認定コースを開講予定です。

text by おりはらやすこ

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一児の母であり、前職が保育士のため育児や幼児教育関連を多く執筆。不妊治療情報誌をはじめとして女性の健康・医療についての執筆も多数。その他、漢方やオーラソーマといった代替医療や、住宅会社のパンフレット他、多分野を手がけ、ライター歴は15年超。ティーコンシェルジュ2級の資格を保持。

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