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毎朝一杯のコーヒーが、習慣だった頃。ある日、コーヒーに含まれるカフェインにやる気を起こす作用があると聞き「なるほど!」と納得。

ちょうど気力や集中力の低下を感じ始めた時期と重なっていたので、カラダが自然とカフェインを求めていたのかも!と驚いた記憶があります。

カフェインの効果として広く知られているのは「眠気防止」ですが、これはカフェインが中枢神経を刺激して興奮させるからで、この現象がやる気&集中力アップにも結びついていくと言えるよう。

東京薬科大学名誉教授でコーヒー研究家の岡希太郎先生によると、「やる気」と密接に結びついているのが脳の「側坐核(そくざかく)」という部分。側坐核が働いて脳内物質を分泌することでやる気が出てくるそう。この側坐核に働きかけて眠気を解消し、やる気を起こして持続させてくれるのが「カフェイン」

ランチタイムやティータイムにコーヒーを飲む人も多いですが、仕事への集中力を高めたり、やる気を出すという点で理にかなった選択とも言えるでしょう。

「苦いブラックコーヒーは苦手!」というあなた。心配は要りません! 砂糖やミルクを加えてもカフェインの吸収率は、ほぼ変わらないとか。

時代をさかのぼると薬のように摂取されていた時代もあるようですが、コーヒーはあくまでも飲み物。何より自分が一番おいしいと思える飲み方をすることで、リフレッシュ&リラックスにもつながるはずです。

photo by Thinkstock/Getty Images

text by おりはらやすこ

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一児の母であり、前職が保育士のため育児や幼児教育関連を多く執筆。不妊治療情報誌をはじめとして女性の健康・医療についての執筆も多数。その他、漢方やサプリメント、オーラソーマといった代替医療や、住宅会社のパンフレット他、多分野を手がけ、ライター歴は15年超。ティーコンシェルジュ2級の資格を保持。

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