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120903NEWShotate01.jpg魚介類に多く含まれているタウリン。なかでもホタテにはそのタウリンがたっぷり含まれています。

眼精疲労の回復や視力低下の防止効果があり、日頃パソコンを使って目を酷使している現代人としてはぜひ注目したいもの。

さらに、グリシンというアミノ酸も豊富に含まれているホタテ。これは、筋肉を強化し、肌のハリやツヤを保つ働きを持っているので、アンチエイジングを目指す人におすすめ。肌にもとってもいい食材なのです。
ホタテの食べ方としては、お刺身がベストですが、お鍋に入れたり、バターでソテーしても、素材の味を楽しめます。

といってもホタテの旬は、夏と、冬から春にかけて。旬以外なら、干した貝柱を使うのもおすすめ。干し貝柱は、中華料理で、「乾貝」と言われ、高級食材としてダシに使われます。生のホタテよりアミノ酸が凝縮され、旨みも増しています。

ちなみにこのアミノ酸は、アスパラギン酸といわれ、体内の不要物を排出し、慢性疲労や不眠の改善にも効果があるとか。ホタテを食べて、夏の疲れもすっきり回復できそう!?

暑い時期、さっぱりといただきたいなら、生であれば、貝柱とヒモの部分を塩でもみ洗いして、キムチと和えます。干し貝柱の場合は、干し貝柱を水で戻して和えて。ホタテの甘みがキムチの辛さをマイルドにしてくれるので、とても食べやすくなります。小鉢としても、お酒のおつまみとしてもいける一品。ごはんにもよく合います。

ホタテは、高タンパク、低カロリーの食材でもあります。食欲の秋が待ち遠しくも恐ろしい時。美肌と疲労回復を目標に、ホタテライフを始めてみては?

ホタテのレシピは、天然ほたて水揚げ日本一の北海道猿払村の「ほたて便ドットネット」にもいろいろ紹介されています。

photo by Thinkstock/Getty Images

text by 高田薫 

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