120827NEWScf01.jpgコーヒーといえば、「胃が荒れる」「カフェインがカラダにに良くない」「カラダを冷やす飲み物」など敬遠されがちなイメージがあります……が、じつは最近、美肌にうれしい効果があるという結果が研究で証明されたのをご存知ですか?

それは、コーヒーに含まれるポリフェノールにあるそう。このポリフェノールには、紫外線に有効でシミを抑える働きがあるとのこと。

ポリフェノールはワインでも有名ですが、抗酸化作用があり、肌のハリや老化防止にも効果的といわれています。そのうえ、コーヒーの特徴でもあるカフェインは、利尿作用があるので、新陳代謝の促進作用や、美肌づくりには欠かせない魅力的な要素が満載なんだそう!
といっても、水代わりにガブガブ飲むのは禁物です!

それでは、いったいどのくらい飲むのが適量なんでしょうか。
日本栄養・食糧学会で発表された研究では、コーヒーポリフェノールを1日150mg以上摂取した人と、50mg以上150mg未満摂取した人を比較したところ、1日150mg以上摂取した人は、150mg未満摂取した人たちに比べて、シミが有意に低かったそうです。150mgとは、大体1日にコーヒー2、3杯の量に相当する量です。

ほかにも、カフェイン入りのコーヒーを1日2杯程度飲むことで、心不全の予防になる、という米国立衛生研究所の研究結果も発表されています。

コーヒーに含まれるカフェインは、肝臓や腎臓の働きも活発にし、アセトアルデヒドの分解も助けてくれるとか。ちなみにコーヒーの効果は、インスタントでも、レギュラーでも効果はほぼ同じ。

でも妊娠中や胃酸過多、胃潰瘍、血圧、血糖値のコントロールが難しい人は、少量にするなど、摂取を控えたほうがいいそうです。

ところで、コーヒー選びの基準は好みによってさまざまだと思いますが、ロハスに興味があるなら、フェアトレードコーヒーがおすすめですよ。

photo by Thinkstock/Getty Images

(高田薫)

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